療育訓練 habilitation training

子どもたちが主体的に周囲の人や物と関わりながら社会的に自立できるように、子どもたち自身の能力を引き出し、最大限に伸ばす支援を行います。

療育訓練

訓練内容

  • 「ひょうご子どもと家庭福祉財団」には、言語聴覚士(ST)15名、理学療法士(PT)10名、作業療法士(OT)が24名在籍しています。(令和5年度現在)
  • 訓練は個々の難しさや発達レベルに合わせるため、「個別」を基本にしていますが、必要に応じて「グループ」での訓練もしています。
  • 訓練内容などのご質問等がございましたら、お問い合わせフォームよりお問い合わせいただくか、各センターへご連絡ください。
聴覚言語療法
聴覚言語療法
発音・ことばの理解・話すなどのコミュニケーションや食べ物を食べる・のむことにつまづきがあるお子さまに対してアプローチをします。
ことばの発音や話し方など、「聞く」「話す」「理解する」を実体験を用いて行う療法です。お子さまのことばの発達に合わせて活動を提供します。
理学療法
理学療法
寝返る、起き上がる、座る、立つ、歩くなどの運動が自力では難しいお子さまに対してアプローチをします。
お子さまの運動機能の改善・獲得を目的に運動などの物理的手段を用いて行う療法です。
お子さまの運動発達に合わせて運動を提供します。
作業療法
作業療法
遊び(興味・関心)、学び(書字、読字)、暮らし(更衣、食事などの身辺自立)につまずきのあるお子さまに対してアプローチをします。
遊びや生活動作などを組み合わせて行う療法です。周りで起きていることを理解するために、いろいろな遊具を使ってダイナミックにからだを動かす、道具を使う、協力するなどお子さまの状態に合わせた活動を提供します。
感覚統合療法
感覚統合療法
私たちは、周囲から、さまざまな感覚の情報を受け取り、その意味を理解し、それに対して働きかけていきます。
この一連の働きに未熟さや問題があるとき、自分の回りの環境を適切に捉えられなかったり、運動の不器用さや興味・関心の偏りなどが生じ、日常生活がうまくいかないことが多くなります。
感覚統合療法では、お子さまが「楽しい」と感じる遊びを用いて脳の成熟を促し、未熟さや苦手な部分を楽しさの中で育み、子どもたちが自分自身や身の回りのことを知り、生活の中で適応できるよう援助していくものです。
視知覚・視機能訓練
視知覚・視機能訓練
文字は見えるけれど、文字の形がよくわからない、物をじっとみることができない、などの難しさがあると、教科学習などに問題が生じることがあります。
視知覚や視機能に問題がある場合にそれらの機能を発達させるための訓練です。
グループでの療育訓練 SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)
人が社会の中で生活していく上で必要な技能を身に着け、自立を促すための訓練です。
大人やお友達と関わり、様々な経験を積みながら、良好な対人関係を築く方法や生活スキルなどいろいろな方法をみんなで一緒に考えて学びます。
ムーブメントセラピー(シェルボーン・ムーブメント療法)
ムーブメントセラピー(シェルボーン・ムーブメント療法)

子どもの発達に、とても重要な3つの要素である「自己の身体認識」「空間認識」「他者と関わる能力」を育てるための脳に働きかける運動療法です。
成人においては、自己にくつろぎをもたらし、安心して他者とのかかわりを楽しむことができます。
この療法はしっかり安定した床面さえあれば、特別な訓練用具を必要とせずご家庭でも実践できます。

日本シェルボーンムーブメント協会

費用について

子ども発達支援センターは、民間の福祉団体の「ひょうご子どもと家庭福祉財団」が運営しています。
そのため、訓練やプログラムに参加していただく際には、保護者の皆様に費用の一部をご負担いただいています。

個別訓練費用
8,250円(税込)/月2回 ※在籍費1,650円を含む
グループ訓練費用
4,950円(税込)/月2回 ※在籍費1,650円を含む
  • 月4回の場合は、上記の倍額になります。
  • 病気治療などで長期欠席(1ヶ月以上2ヶ月未満を限度)される場合には、在籍費のみお支払い頂きます。
    訓練枠を保持頂くために必要です。

その他の費用

年会費
3,000円

年度始まり、または、訓練開始時にご納入いただきます。

受給者証をご利用の場合

子ども発達支援センター・こうべで提供しております児童発達支援、放課後等デイサービスの「ハッピーキッズinこうべ」では、受給者証をご利用頂けます。

訓練費の減免制度のご案内

各子ども発達支援センターでは、非課税世帯の方を対象に、訓練費の減免を行っています。
下記の書類を窓口までご提出頂けましたら、月2回分まで訓練費を免除させて頂きます。

  • デイサービスのご利用料金は免除の対象外です。
  • ご提出頂いた月から免除となります。
  • 在籍費はご負担いただきます。
提出書類
  • 訓練費減免申請書
  • 非課税世帯の証明書(市役所等発行)

お申込み・お問い合わせ

療育訓練をご希望される方は、まずは「療育相談」にお申し込みください。

よくあるご質問

何歳から何歳まで通えますか?
療育訓練、児童発達支援、放課後等デイサービスは0才~小学校卒業までが対象です。
中学生以降のお子様は、各種ソーシャルプログラム(「中学生クラブ」「高校生クラブ」「少林寺拳法教室」「自然体験クラブ」)にご参加頂けます。
見学はできますか?
初回の療育相談の際に施設をご見学頂けます。
訓練の様子についてはプライバシーの関係上、ご覧頂けませんのでご了承ください。
子どもに合うかどうか心配です。
療育相談にて専門の訓練士が、お子さまについてお伺いし、一人ひとりに合った個別での療育をご提案いたします。
学校や幼稚園との連携も対応させて頂いております。
送迎はありますか?
行っておりません。
また、子ども発達支援センター・こうべには駐車場がございません。
お車でお越しの場合は、近くのタイムパーキングまたはパーキングメーターをご利用ください。
土日祝も通えますか?
療育訓練は平日のみ行っています。