当財団の子ども発達支援センターでは、子どもたち一人ひとりの「好きなこと」や「得意なこと」を見つけるプロセスを大切にしています。
例えば、いつもはあまり言葉や文字に興味がなくても、電車が大好きであれば、電車の名前やアナウンス、駅名から言葉や文字にどんどん興味が沸いてくるかもしれません。
何かに触れることが苦手でも、音楽が大好きであれば、自分から様々な楽器に触れることが出来るようになるかもしれません。
いつもはゴロゴロしていても、大好きなご家族のところに行きたくて、起き上がったり、転んでも立ち上がって走っていくかもしれません。
大人にも得意不得意があるように、子どもたちにもすんなり身に着けられることと、そうではないことがあります。どうしても、「できない」「苦手」なことに目を向けてしまいがちですが、私たちは、子どもたち一人ひとりが得意なことや好きなことを見つけて、そこから力を発揮できるようにサポートをします。
好きなことや得意なことは子どもたちの強みになります。その強みを生かして、少し苦手なことにもチャレンジしていく。それが、子どもの成長の原動力となります。
2022年11月28日