少林寺拳法の諸作は、単なる礼儀作法ではなく、心身一如の修行で「人づくり」を実現するための基礎です。
子どもたちが少林寺拳法で最初に学ぶ
「結手立(けっしゅだち)」と「合掌礼(がっしょうれい)」には姿勢や心を整える要素が詰まっています。
・「結手立」
お腹(丹田)の前で手を重ね、背筋をスッと伸ばして立ちます。
単なる「気をつけ」をしているのではなく、自分自身の心を落ち着かせて、相手の話を聞くぞ!と準備をする気構えをするための姿勢です。
子どもたちが、「今は集中するときなんだ!」と自分でスイッチを切り替える練習になっています。
・「合掌礼」
修練会場(道場)に入るとき、出るときと、修練の始めと終わりに、顔の前で手を合わせて「お願いします!ありがとうございました!」と元気よく挨拶します。
目を見て、心を込めて合掌礼をすることで、相手に敬意を持ち、お互いを認め合う心を育んでいます。

少林寺拳法の教えの中には、ちょっと難しい言葉で「自己確立(じこかくりつ)」と「自他共楽(じたきょうらく)」という言葉があるのですが、これは「半分は自己の幸せを、半分は他人(ひと)の幸せを」という生き方の指針をあらわしています。
合掌礼はこれを心と身体で表現する基本的な所作として、毎回欠かさず行っています。
更新日:2026年5月13日
