自然体験クラブ2月・3月の活動
玉ねぎの苗植え・竹炭つくり・野草摘み

気温が20度を超え、2月とは思えない暖かい日差しのなか、自然の中での活動をいっぱいの笑顔で楽しみました。
まずは竹炭づくりで、切りだした竹を1メートルくらいの長さに短く切る作業です。
慣れてきた子どもたちは、とてもスムースにノコギリを操ります。
リーダーが火起こしをした竹炭焼きの特大容器に、切った竹を、子どもたちが安全に気を付けて風上から入れていきます。

リーダーが作った豚汁とお弁当をゆっくりと食べた後は、歩いて畑に移動し、子どもたちが中心になってマルチ張り(土壌の表面をフィルムなどの資材で被覆すること)をしました。
肥料には、自分たちで先月作った「竹炭」を使います。

植え込みの穴をあけていき、みんなで200個の玉ねぎの苗を植えました。
子どもたちが声をかけあって協力する姿に、大人たちは少し感動した様子。
「自分たちでどんどんできるようになって、大人の作業がなくなりました」とリーダーも笑顔を浮かべていました。
体験の中で、子どもたちは多くのことを身に着けていきます。

3月は参加者全員で野草摘みをしました。
ヨモギやアザミ、カラスノエンドウ、ノビルなどを探して、散策し、ビニール袋にいれて、いつもの活動場所、ゴッホの丘に戻りました。

みんなで野草をきれいに洗い、リーダーが次々と米粉で、てんぷらに揚げてくれます。
またリーダーが用意していたウインナーソーセージ、竹輪、しろネギもてんぷらにしました。

子どもたちは、野草より「ウインナーまだ?」「ちくわ大好き」と列を作ります。
大人は「ヨモギおいしいなあ」「ネギがてんぷらには最高」と笑顔。

お弁当と一緒に、次々とできるてんぷらを満喫しました。
その後、先月作った竹炭の袋詰めをしたり、鬼ごっこなどを楽しみました。

最後に、今年度で卒業していく3人のボランティアリーダーのお話を聞いて、送り出しました。
一人は高校の教員、ひとりは小学校の教員、もう一人は言語聴覚士として仕事をしていきます。
また遊びに来てくれると思いますが、長いリーダーは5年間、短い人でも2年間活動してくれました。
感謝でいっぱいです。

2回目の例会は雨天のため中止となりました。
残念ですが、今年はほんとうに雨が多い3月でした。

2024年4月1日

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